M14・3人チームシールド練習
2013年7月15日 TCG全般 コメント (4)
プレリでちょうど12pを賞品として貰ったので、1人で3人チームシールドの練習をしていました。
主に与えられるカードプールの実地確認と、デッキ構築時の注意点の洗い出しが目的です。
まず最初に、双頭巨人戦とフルスポを見た色の感想から。
【白】
生物が防御的に寄ってる。
スペルも攻めに守りにコンボにと、散らかっていて噛み合わせが悪そうな印象。
とはいえ、一部のハイスペック生物や除去は流石に無視できないレベルなので、良いところを美味しくつまみたい。
メインは張れない色。
【青】
スペルは強く、今回は生物もそれなりに安定している。
コモンの除去枚数も多く、正直どっからどう見ても白の強化版である。
マナシンボルも比較的薄く強くで、カードをシェアし易そう。
【黒】
序盤、中盤、終盤、隙が無い構成。
除去が今回も非常に安定していて安心できる。
【赤】
いつにも増してトリッキー。
除去が相対的に弱くなったり、生物のマナコストが上目で設定されたり、マナ拘束がきつかったりと癖が強い。
プレイに値するレベルのカードが実は白と同様に多くなく、シールドでは相方に悩まされそう。
【緑】
生物のサイズが段違い。コモンからレアまで優遇されてる感がひしひしと。
しかし、高効率巨大生物がコモンから排されているため、マナ加速したは良いけど・・・になりがち。
癖の強い赤や高マナも強い青と是非組み合わせていきたい。
【スリヴァー】
緑のスリヴァーがいっぱいあったら意識する程度。
冷静に考えて、1,2体でただけでは、その辺の生物と大差ないため盤面にインパクトはあまり与えられない。
パックの偏り次第、運次第でどちらにも転ぶ、この環境の不確定要素。
故に怖い。
3人チームシールドでは開封した12pから3つのデッキを作らなければいけません。
しかし、マジックは5色しかないので、3等分するのに工夫が必要となります。
M14は多色環境、ギルド環境ではないので、
1:純正2色デッキ×2と純正単色デッキ×1の計3つ
2:どれか1色をセパレートして2色デッキ×3の計3つ
3:緑多色、緑以外の2色デッキ×2の計3つ
この組み合わせのどれかになると思います。
特に3番目の緑多色は、スリヴァーの存在からそれなりに多発する組み合わせかもしれません。
では、今回開封したパックを色別に順に見て行きましょう。
【白】
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130626/89526_201306260916209577_1.jpg
生物・・・普通
スペル・・・いまいち
爆弾・・・いまいち
枚数自体があまり出なかったのもあるが、とにかく攻める気が全く感じられない。
防御的な視点で見ればそれなりだが、結局カードが不足しているため、サポート的位置付けになりそうです。
【青】
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130626/89526_201306260916209577_2.jpg
生物・・・質良し、枚数普通
スペル・・・良し
爆弾・・・複数
カードが大量に出ているせいもありますが、質も非常に高く、爆弾もあり、かなり強力なラインナップとなっています。
しかし単色にするには序盤の生物の若干の線の細さが気になります。
幸い2つにセパレートして使う分には、スペルのマナ拘束も薄いため、楽ですね。
生物が多い色にタッチ気味にカードを回して、もう一つ、青メインのデッキを仕上げるというイメージが湧きます。
【黒】
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130626/89526_201306260916209577_3.jpg
生物・・・普通、マナコスト高い
スペル・・・いまいち
爆弾・・・有り
2大爆弾レア(リリアナの肉裂き、ダーバニデーモン)が目を引きます。
ただし冷静に見てみると、生物は若干重く、また線が細い印象。
そしてなにより持ち味の除去スペルがやや貧弱です。
組み合わせる相方は慎重に選ぶ必要がありますね。
【赤】
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130625/89526_201306250831463903_1.jpg
生物・・・いまいち
スペル・・・普通
爆弾・・・いまいち
序盤を支える生物が欠落しています。
またスペルはチャンドラの憤慨やショック、シヴの抱擁が目を引きますが、マナ拘束が厳しい。
贅沢は言いたくありませんが、もう少しパンチが欲しいですね。
【緑】
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130625/89526_201306250831463903_2.jpg
生物・・・ハイスペック
スペル・・・普通
爆弾・・・有り
生物が安定している緑。
マナサポートも充実していて、どの色と組み合わせても問題なさそうです
今回のパックはスリヴァーが少ないので、オーソドックスな2色構築でOK。
【アーティファクト&土地】
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130625/89526_201306250831463903_3.jpg
爆弾級は無し。これから組むデッキのアクセントに利用。
ここまでをまとめると、
青が枚数過多、緑が万能で黒は普通、白と赤が問題児、という感じです。
カードプールを再確認した結果、青をセパレートすることに決めました。
決め手は、
青は生物が若干少なく、使用したいスペルが多数なため、生物ばかりの色と組み合わせが容易であるという事。
今回で言うところの黒や緑ですね。
また生物が多い色1つと組み合わせた場合、青の生物がおそらく余るので、生物が貧弱な白や赤との噛み合わせOK。
しかし赤はダブル捻出に苦労しそうな予感+低マナ域が死んでるため、そこがしっかりしていてマナサポートもある緑と組ませたい欲求。
このような方針から、こうなりました。
デッキ1:緑赤
画像①
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130715/89526_201307152347096789_1.jpg
緑の優秀生物に赤の除去をプラス。土地は緑9赤7の16枚。
クリーチャースペックが高く、除去もあり、爆弾も活かしやすい綺麗なデッキになりました。
ただしサイドに一杯埋もれているジャイグロ軍団(計6枚)の存在が気になります。
除去より優先順位は低いのですが・・・。
デッキ2:青黒
画像②
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130715/89526_201307152347096789_2.jpg
黒の生物をふんだんに投入し、青のサポートスペル+爆弾を組み合わせ。
しかし生物の線の細さは余り解消できていないので、トリックスペルを減らして装備盾を優先投入してみました。
サイドに落ちている黒生物&呪文には若干後ろ髪を引かれています。
また、相手の生物を全幻影化するエンチャントを活かせる構成かというと・・・?
デッキ3:青白
画像③
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130715/89526_201307152347096789_3.jpg
青の飛行生物を目一杯投入し、白には守りを。
青黒と青白の2か所から好機が飛んでくるのは遅い環境では脅威と考え、1枚ずつ分配しました。
バランスも良く、スペルも強く、攻めやすい良いデッキに仕上がっていると思います。
次元の浄化だけ向いてる方向性が違う気がしますが、入れないという選択肢もあるのかな・・・?
デッキの強さ的には、緑赤と青白が2大エースで、青黒は爆弾炸裂まで若干忍耐重点といったところでしょうか。
安定してチーム2勝は期待できそうですが、長丁場の勝負所での青黒の成果でチームの最終スコアが変わってきそうですね。
今回のカード評価およびデッキ構築はあくまで僕個人の主観によるものです。
こっちの色の組み合わせが良い!とか、このカードの評価がおかしい!とか、色々思うところはあるかもしれませんが、こういうこと考えながらカードプールを見たり、デッキ作ったりしてるよっていう参考になれば幸いです。
主に与えられるカードプールの実地確認と、デッキ構築時の注意点の洗い出しが目的です。
まず最初に、双頭巨人戦とフルスポを見た色の感想から。
【白】
生物が防御的に寄ってる。
スペルも攻めに守りにコンボにと、散らかっていて噛み合わせが悪そうな印象。
とはいえ、一部のハイスペック生物や除去は流石に無視できないレベルなので、良いところを美味しくつまみたい。
メインは張れない色。
【青】
スペルは強く、今回は生物もそれなりに安定している。
コモンの除去枚数も多く、正直どっからどう見ても白の強化版である。
マナシンボルも比較的薄く強くで、カードをシェアし易そう。
【黒】
序盤、中盤、終盤、隙が無い構成。
除去が今回も非常に安定していて安心できる。
【赤】
いつにも増してトリッキー。
除去が相対的に弱くなったり、生物のマナコストが上目で設定されたり、マナ拘束がきつかったりと癖が強い。
プレイに値するレベルのカードが実は白と同様に多くなく、シールドでは相方に悩まされそう。
【緑】
生物のサイズが段違い。コモンからレアまで優遇されてる感がひしひしと。
しかし、高効率巨大生物がコモンから排されているため、マナ加速したは良いけど・・・になりがち。
癖の強い赤や高マナも強い青と是非組み合わせていきたい。
【スリヴァー】
緑のスリヴァーがいっぱいあったら意識する程度。
冷静に考えて、1,2体でただけでは、その辺の生物と大差ないため盤面にインパクトはあまり与えられない。
パックの偏り次第、運次第でどちらにも転ぶ、この環境の不確定要素。
故に怖い。
3人チームシールドでは開封した12pから3つのデッキを作らなければいけません。
しかし、マジックは5色しかないので、3等分するのに工夫が必要となります。
M14は多色環境、ギルド環境ではないので、
1:純正2色デッキ×2と純正単色デッキ×1の計3つ
2:どれか1色をセパレートして2色デッキ×3の計3つ
3:緑多色、緑以外の2色デッキ×2の計3つ
この組み合わせのどれかになると思います。
特に3番目の緑多色は、スリヴァーの存在からそれなりに多発する組み合わせかもしれません。
では、今回開封したパックを色別に順に見て行きましょう。
【白】
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130626/89526_201306260916209577_1.jpg
生物・・・普通
スペル・・・いまいち
爆弾・・・いまいち
枚数自体があまり出なかったのもあるが、とにかく攻める気が全く感じられない。
防御的な視点で見ればそれなりだが、結局カードが不足しているため、サポート的位置付けになりそうです。
【青】
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130626/89526_201306260916209577_2.jpg
生物・・・質良し、枚数普通
スペル・・・良し
爆弾・・・複数
カードが大量に出ているせいもありますが、質も非常に高く、爆弾もあり、かなり強力なラインナップとなっています。
しかし単色にするには序盤の生物の若干の線の細さが気になります。
幸い2つにセパレートして使う分には、スペルのマナ拘束も薄いため、楽ですね。
生物が多い色にタッチ気味にカードを回して、もう一つ、青メインのデッキを仕上げるというイメージが湧きます。
【黒】
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130626/89526_201306260916209577_3.jpg
生物・・・普通、マナコスト高い
スペル・・・いまいち
爆弾・・・有り
2大爆弾レア(リリアナの肉裂き、ダーバニデーモン)が目を引きます。
ただし冷静に見てみると、生物は若干重く、また線が細い印象。
そしてなにより持ち味の除去スペルがやや貧弱です。
組み合わせる相方は慎重に選ぶ必要がありますね。
【赤】
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130625/89526_201306250831463903_1.jpg
生物・・・いまいち
スペル・・・普通
爆弾・・・いまいち
序盤を支える生物が欠落しています。
またスペルはチャンドラの憤慨やショック、シヴの抱擁が目を引きますが、マナ拘束が厳しい。
贅沢は言いたくありませんが、もう少しパンチが欲しいですね。
【緑】
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130625/89526_201306250831463903_2.jpg
生物・・・ハイスペック
スペル・・・普通
爆弾・・・有り
生物が安定している緑。
マナサポートも充実していて、どの色と組み合わせても問題なさそうです
今回のパックはスリヴァーが少ないので、オーソドックスな2色構築でOK。
【アーティファクト&土地】
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130625/89526_201306250831463903_3.jpg
爆弾級は無し。これから組むデッキのアクセントに利用。
ここまでをまとめると、
青が枚数過多、緑が万能で黒は普通、白と赤が問題児、という感じです。
カードプールを再確認した結果、青をセパレートすることに決めました。
決め手は、
青は生物が若干少なく、使用したいスペルが多数なため、生物ばかりの色と組み合わせが容易であるという事。
今回で言うところの黒や緑ですね。
また生物が多い色1つと組み合わせた場合、青の生物がおそらく余るので、生物が貧弱な白や赤との噛み合わせOK。
しかし赤はダブル捻出に苦労しそうな予感+低マナ域が死んでるため、そこがしっかりしていてマナサポートもある緑と組ませたい欲求。
このような方針から、こうなりました。
デッキ1:緑赤
画像①
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130715/89526_201307152347096789_1.jpg
緑の優秀生物に赤の除去をプラス。土地は緑9赤7の16枚。
クリーチャースペックが高く、除去もあり、爆弾も活かしやすい綺麗なデッキになりました。
ただしサイドに一杯埋もれているジャイグロ軍団(計6枚)の存在が気になります。
除去より優先順位は低いのですが・・・。
デッキ2:青黒
画像②
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130715/89526_201307152347096789_2.jpg
黒の生物をふんだんに投入し、青のサポートスペル+爆弾を組み合わせ。
しかし生物の線の細さは余り解消できていないので、トリックスペルを減らして装備盾を優先投入してみました。
サイドに落ちている黒生物&呪文には若干後ろ髪を引かれています。
また、相手の生物を全幻影化するエンチャントを活かせる構成かというと・・・?
デッキ3:青白
画像③
http://diarynote.jp/data/blogs/l/20130715/89526_201307152347096789_3.jpg
青の飛行生物を目一杯投入し、白には守りを。
青黒と青白の2か所から好機が飛んでくるのは遅い環境では脅威と考え、1枚ずつ分配しました。
バランスも良く、スペルも強く、攻めやすい良いデッキに仕上がっていると思います。
次元の浄化だけ向いてる方向性が違う気がしますが、入れないという選択肢もあるのかな・・・?
デッキの強さ的には、緑赤と青白が2大エースで、青黒は爆弾炸裂まで若干忍耐重点といったところでしょうか。
安定してチーム2勝は期待できそうですが、長丁場の勝負所での青黒の成果でチームの最終スコアが変わってきそうですね。
今回のカード評価およびデッキ構築はあくまで僕個人の主観によるものです。
こっちの色の組み合わせが良い!とか、このカードの評価がおかしい!とか、色々思うところはあるかもしれませんが、こういうこと考えながらカードプールを見たり、デッキ作ったりしてるよっていう参考になれば幸いです。
コメント
どんなリミテッド(縛り)プレイ何でしょうねぇ。
ショック30枚と山10みたいなデッキもあれば、ラノワ28枚と森12枚みたいなデッキもあって、予断を許さない。
TKG.comとも申します。
今週末にチームシールドの大会に出る予定でしたので、
考え方等、とても参考になりました!
誠に勝手ながらリンクさせて頂きます。